映画【キングダム2 遥かなる大地へ】の紹介:あらすじ・見どころ・解説・感想

2022年公開映画

映画【キングダム2 遥かなる大地へ】のあらすじ

紀元前の中国、秦国では、嬴政が王位を取り返しました。それから半年がたった後、隣国の魏が、秦へと侵攻を始めます。魏軍は、天才将軍の呉慶が率います。

その魏軍に立ち向かうために、秦は、大将軍である麃公の軍を出陣させます。嬴政の友人である信は、麃公の歩兵として、戦に参加します。そして、同じ村出身の農民仲間や、女性剣士の羌瘣と共に、魏軍と戦っていくというストーリーです。

「キングダム2 遥かなる大地へ」は、2022年に公開された日本の映画です。原泰久さんの漫画作品「キングダム」が原作です。2019年に公開された映画「キングダム」の直接的な続編で、ストーリーと時系列が繋がっています。

原作単行本の5巻から7巻に当たる内容で、大筋は原作通りに進みます。ただ、一部が省略されたり、シーンが追加されたりしています。そして、撮影は日本国内だけでなく、作品の舞台となる中国でも行われました。そして、リモート撮影という、特殊な手法が用いられているのが特徴です。

俳優の撮影自体は日本国内で行い、そこに中国で撮影した背景を組み合わせるという手法です。

紀元前の中国は、春秋戦国時代、7つの国が覇権を巡って争っていました。そのひとつである秦は、嬴政が玉座を奪還したところでした。その秦に向かって、隣国の魏が侵攻してきます。

嬴政の友である信は、歩兵として魏に立ち向かうための部隊に加わります。そして、同郷の仲間たちと、5人組を組むこととなります。その5人組の中には、羌瘣という女性も含まれていました。

魏は、将軍である呉慶の策略を元に、軍を進めていきます。それに対して、将軍麃公が率いる、秦の軍隊が立ち向かいます。信たち5人組は、麃公の指揮の下で、魏との戦いに臨むのでした。

映画【キングダム2 遥かなる大地へ】の見どころ・感想

この作品の見どころは、スケールの大きさです。前作では、秦国内での争いがメインでした。

それが今作では、他国である魏との戦いへと規模が大きくなっています。そして、秦軍と魏軍の戦いがメインとなっていて、広大な戦場での合戦が繰り広げられます。

その合戦には、アクション俳優がエキストラとして大勢参加しています。そのため、迫力あるシーンを楽しむことができます。

また、原作キャラクターを忠実に再現した、俳優陣も見どころです。特に、新キャラクターとして登場する、清野菜名さん演じる羌瘣に注目です。清野菜名さんの役のハマりっぷりと、アクションシーンが見られます。

この作品は、高い評価を得た「キングダム」の続編です。前作とほぼ同じ俳優陣と制作陣によって作られています。よって、前作が面白かったという人は、ほぼ間違いなく楽しめることでしょう。また、原作の再現度が高いため、原作ファンの人にもおすすめします。

映画【キングダム2 遥かなる大地へ】のキャスト

信:山﨑賢人
嬴政、漂:吉沢亮
河了貂:橋本環奈
羌瘣:清野菜名
壁:満島真之介
尾平:岡山天音
尾到:三浦貴大
澤圭:濱津隆之
沛浪:真壁刀義
羌象:山本千尋
麃公:豊川悦司
昌文君:髙嶋政宏
騰:要潤
肆氏:加藤雅也
宮元:高橋努
縛虎申:渋川清彦
蒙武:平山祐介
昌平君:玉木宏
呉慶:小澤征悦
呂不韋:佐藤浩市
王騎:大沢たかお

映画【キングダム2 遥かなる大地へ】のスタッフ・制作会社

原作:原泰久
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉、原泰久
音楽:やまだ豊
製作:茨木政彦、沢桂一、松岡宏泰、高津英泰、田中祐介、松橋真三、弓矢政法、林誠、名倉健司、北畠輝幸、本間道幸
エグゼクティブプロデューサー:瓶子吉久、伊藤響
プロデューサー:松橋真三、森亮介、北島直明、高秀蘭、里吉優也
撮影:佐光朗

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