映画【シャン・チー/テン・リングスの伝説】のあらすじ
普段は平凡なホテルマンとして生きるシャンチー。実は、彼は巨悪組織テンリングスの首領を父に持ち、暗殺者として活躍するよう特殊な訓練を受けていたのでした。
そんな彼は、ある日突然父の思惑により、臨まざる闘いに巻き込まれていくことになります。凶悪な父と対峙し、世界を救うために体一つで戦っていくことで、シャンチーがヒーローとして成長していく物語となっています。
映画「シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テンリングス」は、2021年9月3日に公開したMCUの劇場映画25作目です。MCUシリーズのフェーズ4作品で、MCU初のアジアンヒーローがメインキャラクターとなった作品です。
主人公のシャンチーという青年が、鍛え上げた体一つで敵を倒していくカンフーアクション満載の映画で、映画の世界観はこれまでのMCUとは異なりアジア色がとても強い作品です。
しかし、過去作アイアンマンのときに登場したテンリングスが大いに関係したり、今後のMCUにつながる話も出てきたりなど、MCUファンは必見の映画となっています。
巨悪組織、テン・リングスの首領を父に持つシャンチー。
彼は過去に暗殺者となるよう特殊な教育を受けてきましたが、普段はそんな過去を隠して、ホテルの駐車係として穏やかに生きています。
しかしある日突然、バスに乗って出勤途中だった彼を、怪しい男が襲ってきます。
それは彼の父親が仕向けた刺客であり、その後シャンチーは否応なしに世界を守るための闘いに巻き込まれていくことになります。
シャンチーがその闘いを通して、自分の過去や家族との因縁を見つめなおしながら、ヒーローになっていく様を描いたファンタジーアクション作品となっています。
映画【シャン・チー/テン・リングスの伝説】の見どころ・感想
今までのMCU作品とは異色な、「アジア系」「カンフーアクション」が見どころです。
まずMCUといえばアベンジャーズの印象が強いように、西洋人のイメージがある方も多いと思います。しかし、MCUではダイバーシティをかなり意識しており、最近では人種の多様性やLGBTなどの要素もふんだんに盛り込むようになりました。
個人的にアジア系の顔の俳優がMCUで活躍したというのがとても嬉しいです。
また、シャンチーの切れのあるカンフーアクションもみどころです。MCUキャラクターに多いパワーで押すタイプのアクションではなく、カンフー特有の流れるような動きで、見ていて全く飽きません。アクション好きな方なら、シャンチーの演技に魅了されること間違いなしです。
今までのMCUとは異色の作品となったシャンチー。アベンジャーズ・エンドゲームが終わり、フェーズ4に入っても楽しめるのか心配でしたが、シャンチーのような作品が追加されることで、MCUへのワクワクが増しました。新しい風をどんどん巻き起こすMCU作品には今後も期待です。
映画【シャン・チー/テン・リングスの伝説】のキャスト
シム・リウ (シャン・チー)
オークワフィナ (ケイティ)
メンガー・チャン (シャーリン)
ファラ・チャン (イン・リー)
フロリアン・ムンテアヌ (レーザー・フィスト)
ベネディクト・ウォン (ウォン)
ミシェル・ヨー (イン・ナン)
トニー・レオン (ウェンウー)
映画【シャン・チー/テン・リングスの伝説】のスタッフ・制作会社
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
脚本:デイヴ・キャラハム, デスティン・ダニエル・クレットン, アンドリュー・ラナム
製作:ケヴィン・ファイギ(p.g.a.), ジョナサン・シュワルツ(p.g.a.)
撮影監督:ビル・ポープ
コメント